彼女志願!
だとしたらやっぱり、これって拗ねてるだけ? ワガママなのかな?
いや、違う。
私はプルプルと首を振った。
「穂積さんが心配なの」
「そう言ってみたら? それでも隠そうとするなら、今はそういう時期じゃないってことだよ」
「うん、そうだね。ありがとう!」
アキにお礼を言って、アツアツの紅茶をおともに、シュークリームにかぶりつく。
おそらく数日中、穂積さんがうちに泊まりにくるはずだ。
その時に改めて尋ねてみよう。