彼女志願!

ばれ……?


ばれた!?



「う、え、本当に!?」



私が焦りまくるのも無理はない。



穂積さんは白鳥先生の御寵愛をうけている超お気に入りの編集者。


あくまでも噂だけど、穂積さんに近づこうとする作家は、白鳥先生の手によって、この世界にいられなくなるようになるとか、なんとか……。


だからずっと内緒でお付き合いしてたんだけど――



「ど、どうしましょう……」



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