歩み続ければ
新side
「ハァ~~、白鳥柚かぁ~」
―――ガチャ
「おにーちゃん、ご飯だよぉ!」

妹の里香
まだ幼稚園
俺にとってはただ1人の妹
そう思うと最高に可愛く思える
って、俺はシスコンかっ!!

「おう! 今行くからなっ」
「おにーちゃん」
「ん? どうした?」
「シラトリユズってなぁに?」
「ん? あぁ、聞いてたのか。
 しりたいかぁ?」
「うん!!」
里香は目は輝いている
「その人はな俺の一目ぼれの人なんだ」
「ヒトメボレ??」
「おう、アレだよアレ
 好きな人ってやつかな?」
「それなら里香も知ってる!!
 里香の好きな人はおにーちゃんだよ!!」
あ~、なんて妹っていうのは可愛いんだよ、おい
「おにーちゃん!
 シラトリユズっていう人と早く好きになってもらえるよう
 頑張ってね!!
 今日のおかずはシチューだよ!!」
「はは、まじか。 分かったよ!
 にーちゃん、がんばるわ」
「うん!!! 里香応援するもん!!」
「ありがとう! じゃ、一緒にリビング戻るか」
「うん!!」


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