君に贈る
no.1
私は沙菜、20歳



「沙菜~合コン組んでぇ~」



そう言ってくるのは私とタメの友達、愛理



「いいよ、次は年上とかいっちゃう?」


「いいねぇ~」



って言っても4つ上が限度だけど



「いつにする?」


「早急に」


「何でそんな急いでんの?」




愛理はストローでジュッとカフェオレを吸った



「はぁ?沙菜、もうすぐクリスマスじゃん!」


「あぁ‥確かにねぇ」


「‥沙菜?」




私は特にイベントに拘らない



結構面倒くさがり屋



「ま、聞いとくわ」


「う、うん‥」



私は席を立ち、会計票を持ってレジに進んだ




愛理はカフェオレをキレイに飲んでからきた
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