君に贈る
今日は温泉旅行の日


私は朝からソワソワ


荷物をチェックして時計を見る


もうそろそろ琉生が迎えに来る


私は荷物を持って部屋を出た


マンションの前で琉生を待つ


「沙菜っ」


後ろから声がして振り向くと愛理がとっても嬉しそうに駆け寄ってきた


「おはよ」


「ありがとね、沙菜」


「ううん」


「沙菜もどっか行くの?」


「うん、琉生とね」


「そっか」


愛理はとても嬉しそう


これでいいんだよね


「じゃあ、愛理、検討を祈る」


「らじゃ」


互いに敬礼をして別れた


愛理と別れてすぐ琉生の車が目の前に停まった


私は迷わず琉生の車に乗った


「おはよ」


「おはよ、よく寝れたか?」


「うん」


早く今日になってほしくて21時には寝た(笑)


シートベルトのカチャって音を合図に車が走り出す


「で、どこ行くの?」


「さぁ」
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