君に贈る
no.4
今日は愛理に男を紹介する日


私もまだ会ったことないから楽しみだったりする


私は愛理と待ち合わせ場所に向かった


待ち合わせ場所はちょっとお高めのレストラン


今まで入ったことない


『あぁオシャレな店。高いんだろうな』って見たことがあるだけ


「何か、いいのかな‥こんなとこ」


「いい、いい。早く入ろう」


愛理はルンルン


私はキョロキョロしながら店内に足を踏み入れた


わぁ‥


絶対高いココ


「沙菜、あそこ」


愛理は一つの席を指差して言った


そこには琉生が座ってる


「琉生」


「よ」


私が呼ぶと微笑む琉生


最初の印象とは真逆だ


私は琉生の隣に座る


丸テーブルだから


隣には愛理


席はもう2つある


「琉生、二人来るの?」


「いや、一人のはずだけど‥」


ふ~ん


この時私は何も知らなかったんだ


この後地獄を見るなんて



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