君に贈る
裕‥


それから裕はフラフラになるまで飲んで


私は裕に肩を貸して店を出た


「愛理、ここ入ろう」


「えっ‥裕っ」


一人でスタスタ入ってく裕


ホテルを見上げるとネオンに輝く看板


私は裕の後を追った


部屋に入ると裕は私にキスを迫ってくる


「んっ‥」


私はただされるがままだった


ベッドに押し倒され


淫らに激しく


裕が沙菜を想ってても


それでいい


裕が手に入るなら


それでいい


「あっ‥やっ‥」


裕に溺れてく


もっと


抱いて‥


心が満たされるまで


心を温めて‥
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