君に贈る
でも気になってなかなか進まない


TRRRRR TRRRRR


「はい」


「琉生、最近どう?沙菜とはうまくいってんの?」


「雅喜」


「何か元気なくね?連絡ないからうまくいってるもんだと思ったんだけど」


「ちょっと会えないか?」


「いいけど」


俺は上着を持って家を後にした


家の近くにあるバーに向かう


バーに入りカウンターに座る


「何にしますか?」


「ブランデーをロックで」


「かしこまりました」


今日はとことん飲みたい気分だ


しばらくすると雅喜が来た


「同じのを」


マスターに向かって言い隣に座る雅喜


「久しぶりだな」


「あぁ」


俺は雅喜を見た


雅喜は何か悟ったのか真面目な顔になった


「で、何があった?」


俺は全てを雅喜に伝えた


「はぁ?」


まぁそうだろな
< 166 / 418 >

この作品をシェア

pagetop