君に贈る
私は山積みの資料を見ながらパソコンとにらめっこ


はぁ


私は椅子にもたれ携帯を手に取った


「朝友達何だったの?」


そっとコーヒーを起きながら愛理が言った


「あぁ今晩飲みにいこって」


「ぷっ可愛い」


「は?」


私は思わず真顔で愛理を見た


か、可愛い?


何でそうなるの?


「ね、私も行っていい?」


「ん、いいけど」


裕はノリいいから多分大丈夫








仕事が終わり愛理と居酒屋へ向かう


「ねぇ、琉生から連絡は?」


「ない。忙しいんじゃない?」


あ、裕に聞いてみよ


琉生のこと


じゃないと今日も寝不足になりそうだし


「ここだよね?」


愛理が店を指差して言う



私は店を見た



「そうそう」
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