君に贈る
店に入り靴を脱ぐ


店員さんに案内されたとこには裕と雅喜がいた


「あれ、合コンときの」


雅喜が微笑みながら愛理に言った


「愛理です」


「俺雅喜、こいつは「裕さんですよね、沙菜から聞きました」


「え?そう。」


雅喜は裕を見た


「朝沙菜の会社行ったから」


裕は雅喜と話す


私は掘りごたつに足を入れメニューを見つめた


何にしよっかなぁ






テーブルがいっぱいになって


どれから食べようか迷う


「沙菜」


ツンツンと私をつつく愛理


「ん?あぁ、そうそう、琉生って何の仕事してんの?」


私は唐揚げを食べながら二人に聞いた


「琉生は社長だよ」


「ぶぐっ!!」


「沙菜大丈夫?」


私は喉に詰まった唐揚げを必死に流し込む


琉生が社長!?


社長って、父親の会社継いだとか?


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