君に贈る
画面を見ると、綺麗な桜と青空とのコラボ


キレイ‥


心からそう思った


「俺うまくない?」


コイツの声に私はため息をつく


「全然うまくない」


「え~愛理ちゃんの目節穴?」


「…」


今度こそ私は病室へ戻る


後ろでブツブツ言いながら孝雄も付いてくる


それにちょっと笑えた


「あ、愛理ちゃん笑った」


「っ!」


いきなり顔を覗く孝雄


「笑ってないし!」


「笑った顔、可愛いよ」


「っ」


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