君に贈る
「そうなの?じゃあ退院祝い買って行こう」


「あぁ‥そだな」


悟は急に真面目な顔になって私を見る


私は気にせずに歩き出した














愛理SIDE


私は退院し一度家に帰った後、すぐに家を出た


なぜか孝雄も一緒にいる


「愛理ちゃんどこ行く気?」


「…」


「まさかキラキラした街行かないよね?」


コイツはガキか


サラッと言えばいいのに


ネオン街って


「行く訳ないでしょ!こんなんじゃ無理!」


私は足を指差した


「そんなんじゃなくてもやめて」


「‥はぁ‥黙っててくれる?」


イライラするから


「‥ていうかまだ昼間だし!」


「…」


あ、気付くの遅かった‥?
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