君に贈る
そして琉生から全て聞いた


そこに悟もいたことも


「なぁんだ~」


不安になることなかったじゃない


「多分、ショウゴって奴は結衣が好きなんだろ」


「そうっぽいね」


「え?」


私はこの前尚吾が結衣を連れて帰ったことのことを話した


「だから一日だけ結衣いなかったんだ」


「うん」


みんながみんなでやきもちやくと


結構面倒くさいことになることがわかった


もう少し、どっしり構えててもいいのかもしれない


琉生は浮気する人じゃないってわかってたはずなのに


「沙菜」


「ん?」


二人の唇が重なる


そのままソファに押し倒された


「琉生‥んっ‥」


琉生の唇が触れる度ドキドキする


好き過ぎて苦しいよ


もっと“琉生”をみせて


私だけに
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