君に贈る
愛理ちゃんが俺についてくる


「結衣のこと頼むわ」


「うん‥尚吾くん‥」


「女同士の方が話しやすいだろ」


愛理ちゃんは目を泳がせた


「結衣を頼むな」


「うん」


頭をポンポンとすると愛理ちゃんはコクンと頷いた






俺は結衣の家を後にした







少し、俺も冷静にならないとな


結衣のこと応援してやりたいけど


結構キツイ


俺はまだ結衣が好きだから

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