君に贈る
琉生SIDE

式も終え、仕事に集中する日々


今日は不動産の管理職の人物に会う


でも何で急に会おうなんて


不思議に思いながら待っていた


「社長、蓮杖路様がお見えです」


「通してくれ」







「久しぶりね、琉生くん」


「ご無沙汰しております」


「立派になったわね」


「いえ」


蓮杖路さんは金持ちで、俺の会社に投資してくれている


ソファに座る


「琉生くん、今日はお願いがあってね」


「蓮杖路さんの頼みなら何でも聞きますよ」


「ふふっ。じゃあ早速会わせましょう。その方が早いわ」


「え?」


会う?


誰に?


「入ってきなさい」


俺はドアに注目した


「っ」


俺は入ってきた結衣から蓮杖路さんに視線を移した





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