君に贈る
「沙菜」


琉生は私の服に手を入れる


「琉生//」


でも琉生の力が強くて痛い


「痛いっ」


「っ・・悪い・・風呂入る」


琉生は逃げるようにお風呂へ向かった


・・琉生?


どうしたんだろ


お風呂から出た琉生に聞いてみた


「何かあった?」


「いや・・」


それ以上何も言わない琉生


疲れてるのかな


「今日は早く寝よう。いつも遅いから」


「沙菜‥」


「ん?」


私はテーブルに料理を置いた


琉生はぎこちなくご飯を食べ始めた


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