君に贈る
今日は愛理と買い物に出ていた


「沙菜服見よ」


ショッピングモールを楽しそうに歩く愛理


「うん」


「元気ないじゃん。どうしたの?」


「最近ヤってないんだよねぇ」


「・・沙菜、そんな深刻なの?」


「え?何で?」


「昼間から言うくらいだから」


「あ・・いや//なんでもない」


私は愛理から逃げるように服を見る


「ねぇねぇ。もしかして溜まってんの?」


「愛理声大きい」


「フッ。琉生くんってあんま手出さないんだぁ」


「やめてよ」


恥ずかしくなってきた


「じゃあ、エロい服でも着てみれば?」


「え‥」


「これとか」


そういって愛理はエロい服を取り私にみせる


「こんなの着たことないし」


「あと、沙菜ってスカートはかないから、スカートとか」


「…」


確かにスカートははかない


高校の制服が最後な気がする


「ほら、これ可愛いじゃん」

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