君に贈る
「琉生、これ飲んで」


「ん?」


透明のカップに注がれた黄色い飲料


「栄養ドリンクだから」


「サンキュ」


俺は何も疑いなく飲んだ


飲んだ感じはオロナミンCみたいだ


「すっきりした?」


「あぁ」


「フッ。琉生可愛い」


「バカいうな」


「膝枕してあげる」


そう言ってソファに座り膝をトントンとたたく結衣


「来て」


俺は何も考えずソファに横になった


「なんだか恋人同士みたい」


「…」


俺は頭が意識を失うように眠気に襲われた


「ねぇ琉生、琉生は私のものなんだよ」



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