君に贈る
俺は部屋に戻り結衣を起こそうと思ったが


その必要はなかった


「つい寝ちゃった」


「送るから支度しろ」


「ほんと!?」


「あぁ」


こんな時間まで寝るとは


俺は慌てて帰る支度をした









車に乗り込み走り出す


「家は」


「そこ右に曲がって」


俺は言われた通りに曲がる


「次左」


「結構遠いんだな」


「うん」


俺は言われた通りに車を走らせる


「ちょっとコンビニ寄って」


「あぁ」


トイレか?


俺は車で待った
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