君に贈る
待つこと4時間
「出てきた」
一気に緊張感が高まる
結衣は琉生くんの手を放す
琉生くんは車を取りに行ったんだろう
結衣は会社の前で待っていた
しばらくすると駐車場から琉生くんの車が出てきて会社の前に停まった
そこに結衣が乗り込む
「このまま帰ったら何もないってことだよな」
「うん」
お願いだからこのまま帰って
琉生くんの車が動きだし、悟も車を走らせた
一台挟んで尾行する
「悟もう少し離れた方がいいんじゃない?」
「信号に捕まったらアウトだ」
確かにそうだけど
心臓のドキドキが止まらない
妙に喉が渇く
「なぁ‥」
「何」
「何か変じゃね?」
「何が?」
「同じ道クルクル回ってる」
「えっ」
私は琉生くんの車ばかり見てて気づかなかった
でも、よく見ると
確かに・・
「出てきた」
一気に緊張感が高まる
結衣は琉生くんの手を放す
琉生くんは車を取りに行ったんだろう
結衣は会社の前で待っていた
しばらくすると駐車場から琉生くんの車が出てきて会社の前に停まった
そこに結衣が乗り込む
「このまま帰ったら何もないってことだよな」
「うん」
お願いだからこのまま帰って
琉生くんの車が動きだし、悟も車を走らせた
一台挟んで尾行する
「悟もう少し離れた方がいいんじゃない?」
「信号に捕まったらアウトだ」
確かにそうだけど
心臓のドキドキが止まらない
妙に喉が渇く
「なぁ‥」
「何」
「何か変じゃね?」
「何が?」
「同じ道クルクル回ってる」
「えっ」
私は琉生くんの車ばかり見てて気づかなかった
でも、よく見ると
確かに・・