君に贈る
友達みたいな関係


琉生との間に溝があるような


でも――――――――


二人でベッドに入る


久しぶりな感じ


電気を暗くし、琉生を見ると天井を見つめていた


「琉生、おやすみ」


琉生はこっちを向いて涙を流した


私は琉生の涙を拭った


今日はすごく穏やかな気分





こんなにも琉生のこと





愛してる





私は久しぶりにぐっすり眠った









朝目が覚めると


琉生が隣にいて


よく見ると私を見ていた



「る・・おは・・」


声がかすれる


「おはよ、沙菜」


これは、夢?


琉生は私の顔に触れた
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