君に贈る
そうだ


今度琉生とどこ行くか考えようっと


映画館ではヤったし


カラオケボックス、公園に公園のトイレ


浜辺、路地裏、会社のトイレにエレベーター


車に船、友達の部屋、夜景の見える丘


あと~


結構やりつくしたんだよねぇ


どっかないかなぁ


私は街を歩いてみることにした


フラフラと街を歩く


そのときだった


「ねぇ君」


声のする方をみると普通のおっさん


「ちょっと時間ある?」


「まぁあるけど」


何?


スカウトとか?


少し路地を入ったとこまで連れてこられ



「君、快感とお金が同時に入る仕事しない?」


「はい?」


「つまり・・」


おっさんは私に耳打ちをする


「え~どうしよっかなぁ」


ちょっと面白そうだけど


「ね、君ならかなり稼げるよ」
< 400 / 418 >

この作品をシェア

pagetop