君に贈る
俺は男を無視し、歩き出した


「沙菜は」



思わず足が止まる



「あんたのこと本気で好きなのか?」


俺はイラッとして振り返った


でも男はすでにいなかった


周りを見渡してもいない


何なんだアイツ


“沙菜は―――――あんたのこと本気で好きなのか?”


沙菜・・


テーブルの上に置いてあった


離婚届を思い出した



























沙菜SIDE


4人で映画を見た後居酒屋にいた


初めてくる居酒屋


でも落ち着く


3人はお酒が入ってテンションハイ
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