君に贈る
私は動きを止めた


「沙菜」


ボックスの外にいる



琉生を見つけた



「琉生・・」



私は慌てて外に出た


「琉生っ」


よかった



安堵したせいか涙が出る



「ごめん・・沙菜俺「言わないで」


「…」


「何も言わないで」


琉生がいてくれたらそれでいい


あなたの口から


浮気したなんて聞きたくないの



「ごめんね、あれ愛理たちが置いたらしくて・・だからっ・・」



琉生は私の口を塞いだ


琉生



お帰り
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