君に贈る
「沙菜、どうした?」
「ううん、何でもない」
友達かもしれないし
現に私だって“友達”の裕といる
気にしないでいいよね
店員さんに案内された席につく
お目当ての品を注文し、裕は私を見ていた
「裕この店好きだよね」
「フッ悪いかよ」
「私も好き、この雰囲気」
「だよな」
「うん」
ちょっとアンティークっぽくて、照明は暗め
「そういや雅喜が今度4人で遊ばないかってさ」
「4人?」
「愛理ちゃんに惚れてんだろ」
「あ~」
雅喜が愛理に恋かぁ
「愛理ちゃんあの合コンでうまくいった奴いんの?」
「ううん、何も言わないからできてないと思う」
「じゃ遊ぼうぜ?」
「OK~」
笑ってるけど、正直さっきの子が気になる
好きじゃないのに
一応彼氏だから気になるだけだよね
でも私には連絡すら‥
今メール送ってみる?
「ううん、何でもない」
友達かもしれないし
現に私だって“友達”の裕といる
気にしないでいいよね
店員さんに案内された席につく
お目当ての品を注文し、裕は私を見ていた
「裕この店好きだよね」
「フッ悪いかよ」
「私も好き、この雰囲気」
「だよな」
「うん」
ちょっとアンティークっぽくて、照明は暗め
「そういや雅喜が今度4人で遊ばないかってさ」
「4人?」
「愛理ちゃんに惚れてんだろ」
「あ~」
雅喜が愛理に恋かぁ
「愛理ちゃんあの合コンでうまくいった奴いんの?」
「ううん、何も言わないからできてないと思う」
「じゃ遊ぼうぜ?」
「OK~」
笑ってるけど、正直さっきの子が気になる
好きじゃないのに
一応彼氏だから気になるだけだよね
でも私には連絡すら‥
今メール送ってみる?