君に贈る
家に帰り力なくソファに座る


私は携帯を取り出し、メールを作成する





宛先:琉生
件名:Re2:
――――――――――――
仕事中ごめん

私たち付き合う理由ないよね?

別れよっか(´Д`)






送信‥


私は携帯をソファに落とした


何て返ってくるかな


何か賭けみたいで申し訳ないけど


この返事次第では、気持ちがわかるかな


今回は返事がなかなか来ない


私はお風呂に入った


お風呂から出てバスローブを羽織る


携帯をチェック


返事はない


琉生は何がしたいんだろ


わからない


琉生が、わからない


そのとき、インターホンが鳴った


私はモニターで確認する


すると、エントランスに琉生の姿があった


私はエントランスを開けた

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