君に贈る
いやいや、こっちの都合関係なし?


「決定、キャンセル料高いからなぁ」


「場所は?」


「俺のバー」


「いいの?」


「いいよ、貸切にしてやる」



どんだけですか‥


合コンで貸切って


「了解、じゃ」


「おぉ」


ははは‥早


いつも集めるのに苦労すんのに


また裕のお客かなぁ


私はそう思いながら愛理に電話をかけた










そして金曜夜8時半


私と愛理、その他4人で裕のバーに来た


「楽しみ~」


愛理は普段に増してオシャレしている


私は黒いパンツにグレーのドルマンニット


愛理は超ミニのフリフリスカートにオフショルのニット
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