君に贈る
沙菜SIDE

目を覚ますと琉生はいなかった


なんだか寂しい感情に襲われる


ふと時計を見ると起きる時間を超えていた


「やばっ」


何で目覚まし鳴らなかったの~!?


「あ‥そっか‥」


謎は解けた


私はブツブツ独り言を言いながら支度した


「琉生いつ帰ったんだろ‥」


「私寝過ぎじゃない?」


「あっ!マジヤバいっ」


時間に追われ出勤


いつもはエントランスで愛理と一緒になるけど今日はいない


もう行ったよね‥


私は急いで会社に向かった



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