君に贈る
琉生くんと悟くんって友達なの?
「悟、毎日呼び出すのはよしてくれ」
「琉生しかいねぇんだから仕方ないだろう?」
「新しい女んとこ行けよ」
「琉生、知ってるだろ?」
「…」
毎日呼び出す‥
二人が友達だったなんて‥
沙菜は知ってるのかな?
多分知らないよね
知ってたら琉生くんと付き合ったりしないよね
「ねぇ愛理~」
隣からバカでかい声が聞こえて我に返る
私は慌てて結衣の口を塞いだ
あぁ‥バレたかなぁ‥?
後ろを見るのが怖い‥
ものすごく帰りたい
「ちょっと~苦しい~」
「あ、ごめ‥結衣、帰ろう?」
「イヤっ」
「‥はぁ」
参ったなぁ‥
「ねぇ」
後ろから男の声
私はゆっくり振り返った
「悟、毎日呼び出すのはよしてくれ」
「琉生しかいねぇんだから仕方ないだろう?」
「新しい女んとこ行けよ」
「琉生、知ってるだろ?」
「…」
毎日呼び出す‥
二人が友達だったなんて‥
沙菜は知ってるのかな?
多分知らないよね
知ってたら琉生くんと付き合ったりしないよね
「ねぇ愛理~」
隣からバカでかい声が聞こえて我に返る
私は慌てて結衣の口を塞いだ
あぁ‥バレたかなぁ‥?
後ろを見るのが怖い‥
ものすごく帰りたい
「ちょっと~苦しい~」
「あ、ごめ‥結衣、帰ろう?」
「イヤっ」
「‥はぁ」
参ったなぁ‥
「ねぇ」
後ろから男の声
私はゆっくり振り返った