君に贈る
そしてニーハイ


可愛い愛理には似合ってる


私は微笑ましい愛理の姿を見つめた


「何沙菜、私に惚れた?」


「はいはい。もうそろそろ来るよ」


私はカウンターにいる裕の元に行った


「裕、ありがとね」


「高いぞ」


「キャンセルしてないし」


「は?まさかタダとか思ってねぇよな?」


裕は黒いシャツを崩して着てて鎖骨がお目見え


「え?違うの?」


「なわけねぇし」


そう言って私の頭を小突いた


「ははっそこを何とか」


「無理」


「ケチ」


「あぁ?」


眉間にシワよせても怖くないもん


「てか裕一人でお酒作るの?」


「まさか。ツレが助っ人してくれるし」


「尚吾?」


「いや、雅喜」


雅喜久しぶりに会うな


そんなことを考えているとバーの扉が開いた
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