『好き』をあなたに
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駅にバイクを置き、学校まで歩く。


─どうしたんだろ…。

「明日も…これから毎日迎えに行く…。」


「へっ…、えっと…大丈夫? 辛くない?朝弱いでしょう?」


見つめられ、手を繋がれる。


胸がキュッとする。
また胸が……。

「じゃあ、毎朝起こして……。」


「うっ…あっ…えー?」


起こすって……。
何でこんな事に…。

さっきまで不機嫌だったのに、今はニヤニヤと笑っている。


その顔に納得出来ないまま起こす事になってしまった。


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