『好き』をあなたに
弘人の優しさ
屋上についても谷口君は春菜から離れない。
「腹減ったなぁ…。弁当、食べようぜ?。」
優しくポンポンと春菜の背中を叩きながらフェンスの前に座った。
「谷口君…。」
「ひろと。」
俯く春菜を除きこみニッと笑う。
「今日ずっと『谷口君』だった…。」
あっ…そういえば……。
だから朝…。
「だから朝、機嫌悪かったの…?」
谷口君は無言で目を逸らした。
「腹減ったなぁ…。弁当、食べようぜ?。」
優しくポンポンと春菜の背中を叩きながらフェンスの前に座った。
「谷口君…。」
「ひろと。」
俯く春菜を除きこみニッと笑う。
「今日ずっと『谷口君』だった…。」
あっ…そういえば……。
だから朝…。
「だから朝、機嫌悪かったの…?」
谷口君は無言で目を逸らした。