『好き』をあなたに
楽屋で3人がぐったりしてると…。

「お疲れさん。」

入口に叔父の拓也さんが顔を出す。

「拓也さん、お疲れ様で~す。」

いつも思うけど、拓也さん、若い…。
28歳に見えない童顔で、ちょっと生やしてる顎ヒゲが、妙に可愛さを強調している…。

「柊がバイト終わったら、ハルを迎えにくるってさ。」

柊兄は、いつも春菜を迎えにきてくれる。

「それまで、何か食べてろ。…大地、海斗、ちゃんとハルを見とけよ。」

「「了解~。任しといて~。」」


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