『好き』をあなたに
「春菜、大丈夫?暗いよ…。」


「うーん…大丈夫…かな?」


佳奈達には昨日の事を話した。
2人は、兄達に話すようにと言うが…。


それも新たな悩みを作りそうで…


「なんで私みたいな平凡な女を…。はぁ…」


「春菜…平凡じゃないし…。」
佳奈は飽きれ顔で春菜を見る。


麻衣も「うんうん」と頷く。
「お兄さん達が心配するの解る。だから、みつあみ眼鏡なんだ。」


何が解るのか…、佳奈達は「しょうがないよね~。」と頷いている。
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