『好き』をあなたに
屋上から解放され教室に戻る。
「春菜!」
麻衣と加奈が手招きしている。
「どうしたの?」
加奈に手を引かれ席に連れて行かれる。
「D組に転校生がきたの、知ってる?」
─転校生?
「あ~、雄大君が言ってたよ?」
「何かすごいイケメンらしいよ。」
「へー。」
イケメンかぁ…興味ないなぁー。
「まぁ、春菜には谷口君がいるからね。」
加奈がニッと笑ってる。
「はぅ!…な、何が!」
さっきの熱がまた振り返して顔が熱くなる。
「噂をすれば……。」
麻衣が春菜の後ろを見る。
春菜が振り返るとすぐ後ろに谷口君が立っていた。
「春菜!」
麻衣と加奈が手招きしている。
「どうしたの?」
加奈に手を引かれ席に連れて行かれる。
「D組に転校生がきたの、知ってる?」
─転校生?
「あ~、雄大君が言ってたよ?」
「何かすごいイケメンらしいよ。」
「へー。」
イケメンかぁ…興味ないなぁー。
「まぁ、春菜には谷口君がいるからね。」
加奈がニッと笑ってる。
「はぅ!…な、何が!」
さっきの熱がまた振り返して顔が熱くなる。
「噂をすれば……。」
麻衣が春菜の後ろを見る。
春菜が振り返るとすぐ後ろに谷口君が立っていた。