『好き』をあなたに
──放課後


帰り支度をしている春菜の所にさっきまで寝てた谷口君がきた。

「帰るぞ。」


「あっ…、うん。」


いつの間に…。

谷口君の後を慌てて追った。


校門の所で雄大君が待っていた。


谷口君に近づいて何か耳打ちしている。


2人はちらっと春菜を見る。

???

「じゃあな。」

「ああ。」


雄大君はニッと笑い手を挙げて離れて行った。



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