どうしてこんなにも。
「…、ゆうくん。」
今日の優璃はなんか変だ。
急に顔赤らめたりするし。
押し倒したりするし。
「ん?」
ゲームを一旦終えて、
2人でいつものようにお菓子をボリボリと食べていたら。
優璃は突然に俺の隣にすり寄ってきた。
「あーんして。」
単調にそう言った彼女だが、
その頬はほのかにピンクく染まっていた。
こっちまで顔が赤くなりそうだよほんと。
「何?ついに覚醒した?」
俺は笑いながら話をそらす。
だっておかしいだろ!?
ここで俺があーんとかしたら、
何wゆうくんマジでやってんのwwww
とか言われて終わりなきがする。
いや…どうしよう…!!
こいつ、読めねぇ…っ!!!
基本クールキャラの俺は心の中ではこう動揺しているのは内緒。