お隣サマ。


「ごめんね~、涼太迷惑かけたでしょ」

「いえ、あたし小さい子好きだし楽しかったんで」



にしても本当に綺麗だな~

まぁ、会沢さんのお姉さんじゃむしろ当然か


「ん……あ、お母さんっ」


そこに会沢さんの背中で寝ていた涼太くんが目を覚ました

「涼太ーっ、お母さん帰ってきたよ
ごめんね、いきなり拓のところに預けちゃって」

「ううんっ、ちづるちゃんが遊んでくれたから楽しかったよっ
拓にぃもね、いっぱいいっぱい遊んでくれたよ!!」

「そっか~、よかったねぇ」


今まで見せたことのない無邪気な笑顔で涼太くんはお母さんに飛び付いた


やっぱりお母さんが一番好きなんだな……


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