お隣サマ。


「あたしだけじゃないです
涼太くんだって……会沢さんを大事に思っているから…」

「…………」



静かで物音さえしない部屋

唯一時計の秒針の音があたhしの耳に入る



「ちづるちゃん」

「は、はい……/////」



体を離したあたしは思わず顔が赤くなるのを感じた

こんなことしたらまともに顔見れないよ////




それに反して会沢さんは笑顔をあたしに向けた

とてもさっきまで泣いていた顔とは思えないほどきれいな笑顔で……



「ありがとう、ちづるちゃん
俺、ずっと逃げてたけど決心ついたよ。」

「え……?」













































「俺、顔だすよ」





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