お隣サマ。


「ちづるちゃんは料理するよね
家庭菜園してるくらいだし」

「まあ、人並みには……」


そう言うと、会沢さんはグッとあたしに顔を近づけた


「食べたいな♪」

「っっ!!/////」



美形の顔をここまで近くでみることになるとは……


そう思ったところであたしは違和感に気づいた

近づけられた顔から離れるようにあたしは一歩後ろに離れた


「残念ですけど、人に食べさせられるものではないので」

「自分では食べるのに?」

「自分では食べるのにです」


そう言い切ったあたしはカギをあけて部屋に入った


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