お隣サマ。
なんなのよっ、あの軽さ!!
ちょっと、ってゆーかかなりカッコいいからって調子のってんの!?
きっとあの手で、何人もの女の子を口説いてきたんだなっ
あたしの中で会沢拓は疑惑から警戒へと変わった
「もうっ、イライラしてたら喉渇いたっ」
1人でムカつきながら、あたしはやかんを手にとった
『お茶、飲んでね』
うっ……
思わずあたしの動きが止まる
そしてあたしは机に置いてあった紅茶を手にとった
ま、まぁ毒が入ってるわけじゃないし……