お隣サマ。


宅配かな……


「はーい。ごめん栞」

「お構い無く」


立ち上がったあたしは玄関のドアスコープを覗いた




げ。


なんでこのタイミングなのよ……

「ちづる?出ないの?」

「う、うん。今でる」


嫌々ながらドアを開けるとそこに立っていたのは









「こんちわ、ちづるちゃん」

「……こんにちは」



迷惑なお隣さんでした


< 23 / 184 >

この作品をシェア

pagetop