お隣サマ。


気づけば2時間が経っていた


「うわ、気づかなかった
もうこんな時間だ」

「そうですね……」



行き交う人をみながらあたしは呟くようにいった


「まだ時間大丈夫?」

「え?まあ……そんなに遅くは無理ですけど」


そう言うと会沢さんは満足そうに笑うと、コーヒーを口につけた


「お酒は平気?てか、ちづるちゃんていくつ?」

「21です。お酒はあまり強くないですけど……って飲むんですか!?」


こんなに食べたのに!?
一体この人の胃袋はどうなってるの!?



「しばらく禁酒してたんだけどさー
ま、今日は解禁したい気分だし♪いつもいってるとこがあるんだよね」



< 45 / 184 >

この作品をシェア

pagetop