お隣サマ。
「どうぞ」
アパートに戻ったあたしたちは2人を中に入れた
もちろんここでも会沢さんは荷物をもってくれた
恋愛に興味がないのがもったいないなー……
そんなことを思わず思ってしまう
でも、会沢さんじゃあ寄ってくる女の人もたくさんいるんだろうな
「すぐに作るんで、ゆっくりしててください」
「うん、ありがと」
最初はそう返事をしてくれたものの、10分も経つと会沢さんはそわそわし始めた
「ちづるちゃん、何か手伝おうか?
どうしても落ち着かなくて」
「あー、それじゃあスープ作るんで具材きってもらえますか?」
「了解」