お隣サマ。
あっという間に食べてしまった涼太くんはそこからパタリと寝てしまった
昼間の元気が嘘のように静かに寝息をたてる涼太くん
うわぁ、かわいいなあ
あたしのベッドに寝かせたあたし
「今日は何から何までありがとう」
「いえ。あたしも楽しかったですから」
涼太くんをみながらあたしは首を横にふった
「あの、今日はこのまま涼太くんを泊めてもいいですか?
起こしたらかわいそうだし……」
「気持ちは嬉しいけど、そうすると俺が姉貴に怒られちゃうからな
涼太だって女の子のベッド占領してまで寝るようじゃ、男じゃないしね」
ニッと笑うと会沢さんは涼太くんを抱き上げた
「今日はありがとう、ちづるちゃん」
「いや、全然……
あたしが楽しかったですから」