お隣サマ。
「あぁ~、なんかややこしいなぁ……」
「そりゃややこしいよー
男の話なら余計ね♪」
って……
「今まであたしの話聞いててそれはないでしょ、栞!!」
「あーもう、かっかしないのー」
なんていいながらニヤニヤと笑う栞
いや、それ本心でしょ
ひとしきりニヤニヤした栞は、まぁさー。とアイスコーヒーをとりながら言った
「子どもってそういうの敏感なとこあるもんねー
まぁ、あんたの性格じゃどうせ行動に移せないんだし、そっと見守っててあげたら?」