お隣サマ。


「で、そのまま一夜を瀬川真司と共にしたってか。」

「その言い方やめてよ
周りから聞いたら変に聞こえるじゃん」



結局あたしは一睡もできずに次の日大学に向かった





完全なる睡眠不足


「あら~、あたし間違ったこと言ってないわよ~
ミステリーはあんたの彼氏でしょ?」


栞に言われることに何も言い返せない自分が悔しい……



「……だって展開が気になって……そしたら外明るくて…」

「いや、あたしにそれ言われても困るから
とにかくその目の下のくまなんとかしなさいよ」


あたしにデコピンをした栞は立ち上がった

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