カタオモイ。
「まっ、私が教えてるからね!」
「ははっ。ご苦労さん。大変だろー。コイツなかなか覚えないからなぁ」
「っ!」
そう言って、頭をガシガシ撫でられた。
別に浜ちゃんは特別カッコイイわけじゃない。
というか、普通の中の普通。
だけど……なんでか浜ちゃんのことは好きだった。
なんというか、面白いし優しい時もあればうざい時だってあった。
なのに、好きになってた。
ヤキモキだって妬いたことある。
それじゃあ、次はその話から。