春をありがとう


「愛理さん・・・」


決心した。


「お母さんって呼んでもいい?」


ふわっと愛理さんに抱き締められた。

お母さんの匂いがする。


「姉さんみたいにはいかないけど、よろしくね・・・」


2人目のお母さんは泣いていた。
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