TATTOOー愛情ー
悩んでいても時は過ぎ、あたしがお寿司屋さんで働いて２ヶ月が経った。


由摩ちゃんがもうすぐ辞めるので最後の日に送別会を開くことになった。


あたしは正直行きたくなかった。


最初優しかった由摩ちゃんが豹変したのが信じられなかった。


それに人によって態度を変えるのもありえないと思った。


でも、仕事はチームワークだ。


輪を乱すようなことをしてはいけない。


それにワークビザ。


それを取るまでは例え嫌なことでも耐えなきゃいけない。


送別会が終われば由摩ちゃんに会うことももう無いし。


我慢だ。我慢･･･。


色々なことを考えると、送別会を断ることが出来なかった。


それでも由摩ちゃんの態度は相変わらずで、あたしを酷く傷付けた。


あたしの心はもう限界だったー。
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